大阪北部地震を経験して・・・
yourcolor+おがわみゆきです。
地震から1週間が経ち、余震も収まりつつあり、普段の生活にやっと戻りつつあります。
幸いにも、私は被災後自宅で過ごすことができ、エレベーターが翌日まで動かずということ以外は、ライフラインにも支障がなかったですが、まだ避難生活をされている方もいらっしゃいます。
本当に、このまま地震が収束することを祈るばかりです。
気持ち的に少し落ち着いてきたので、私の経験がどなたかのお役に立てればと
やっておかなければならなかったことや、被災後にやったことなど少し記事にしたいと思います。
地震時、小学生の子ども二人はまた自宅にいました。
わが家はマンションの13階、震度5強から弱だったそうですが、わが家ではそれ以上かもという感じでした。まさしく立っていられない感じ。揺れはとても長く感じました。
被害は、リビングが一番ひどかったです。でも、棚という棚が開き、移動し、中のものが飛び出している状態。冷蔵庫の扉も。食器や花瓶などのガラスが散乱。TVはTVボードごと倒壊、、、
これは大事(おおごと)だと思いました。
すぐに子どもたちに、避難リュックを背負わせ、犬を連れて階段で先に避難させました。
私はもう自宅に戻れないかも・・・と思い、ガスの元栓を締め電気のブレーカーを落とそうと思いましたが、手が震えてブレーカーが落とせない。
幸い出勤前だった、主人と電気製品のコンセントを抜き(火事が怖いので)、必要なものを持ち(実印と通帳とか)階段で避難しました。
実際被災してみないと、分からないことっていっぱいありますね。
防災対策していたつもりでしたが、全然足りなかったし、食器棚はやろうやろうと思っていたはずなのに、結局十分な対策ができておらず食器は大半が割れました。
同じように、玄関のシューズクローゼットも開き戸なのですが、ここも全て開き靴が玄関に散乱していて、すぐに靴を探せる状態じゃなかったです。
その後、開き戸が地震を感知したらロックがかかる部品等を取り付けましたが、これがまた大変。計ったりあわせたりと面倒くさいのです。今回は、必要にせまられてやりましたが、開き戸対策は普段からされていたほうがいいですね。
そして、被災後強く感じていることは、マンションが無事で自宅で過ごせても13階だと、エレベーターは必須です。エレベーターが止まったら、そして、水やガスが止まったら、でも過ごすのは自宅となると13階まで水や食料を運ばないといけません。
今回は、幸いにも翌日にはエレベーター1機は復旧しましたが、そういうことを考えての備蓄を本当に大事だなと思います。近隣のマンションではエレベーターの復旧も時間がかかったと聞いています。
ペットの防災についても、学ぶべきことがたくさんありました。
子どもたちも自宅で被災したこともあり、これまで出来ていたこと、トイレやお風呂・エレベーターなど一人で出来なくなりました。同時刻くらいになると、やはりドキドキしています。
自宅が普通の状態に戻っても、こんなに精神的にダメージを受けるんだなぁと感じています。これまで、震災を経験された方は、ずっとこんな思いをされていたのかと、胸が痛くなる思いです。
被災された多くの方の、心の傷が早く癒されることを心から願うと共に、
これまで防災対策を積極的にされてこなかった方が、ご自分の身を少しでも守る対策をされることを心から願います。
2018.6.25
yourcolor+おがわみゆき
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